刀関係の日記と所感
今日久々に刀沼ズブズブの友人と2時間程会話する機会があったので。
彼女、普段は全くの引きこもりで、だから最近刀ミュやステにハマり外に出かけることが多くなったらしく、「健康的だな〜」なんて思ってたんですよ。
ミュージカルとかステージとかに対して私はあまり能動的になれないんですよね。
親に連れられて行った劇団四季の「キャッツ」だとか「ライオンキング」、それから小だったか中だったか忘れたけど、校外学習的な感じで連れていかれた何処かの劇団の観劇が、私の人生上における全ての経験値なんですよ。つまり「ちょっとはあるけど、それほどでも無い」。
観ると面白いと思うし、素晴らしいとも思うし、感動もする。涙ぐんだりもする。けれども、だから何度も足を運ぼうだとか、他の公演も見に行こう!だとかは思わない。
一度あれば良いや、というような経験値的イベントのように思っているのかもしれない。
否定とかではなく、私にとって然程の興味を割ける時間や余裕がないように思ってくださるとありがたい。
で、その引き篭もりの友人が外に出るほど────観劇に向かう際に上等なパーティドレスでめかしこむ程────熱を上げている「刀ミュ」、その中でも特に不遇だとされていた時期噂になった「幕末天狼傳」についてプレゼンを受けていました。
要約するなら「刀ミュ幕末天狼傳における長蜂について」といったところだろうか。
他のミュージカルは再演したり、円盤に得点映像が付いていたりする中、この幕末天狼傳だけは何故か付いていないという不遇面から始まり、沖田組のニコイチ感、それから土方組の結婚、そして長きに渡り謎だった長蜂の主たる関係について様々語り尽くしてくれました。
特にこれまで抱いてきた長蜂のイメージの転覆、それから新衣装のファーお揃い事件などなど。
絶妙にネタバレを避け、捉えるべき“推すすめポイント(誤字でなく)”を的確に押さえた2時間程のプレゼンテーションに、ただただ圧倒されていました。オタクの熱いパッション、熱いからパッションなのか、パッションがそもそも熱いのかはよくからないけれど、とりあえず「ヤバい」と伝わる、時々消え失せる語彙。
推しについて語る彼女のなんたる輝かしいことか。
で、思ったよりミュの内容が激重、そして「ただひたすらに重くてしんどい」ということだけを胸に残し、全てを忘れさせる“後半のアイドルと化した推したち”。
聞いていてこちらの気が重くなる程だった。見てないけど。見てないのに。どんなストーリー?(というかそもそもミュージカルとステージの差別化がうまくできていない私です)
幕末天狼傳をより楽しむために、この公演より後に公演された結びの響を見ろ!という所まで話が及んだところで、今度時間を調整し鑑賞会を行うことになりました。
どれほど話が重いのかとても気になるし、長蜂は好きなのでとても楽しみではある。めちゃくちゃ長いらしいけど。最低でも7時間はかかると脅されましたが、そこはめげない。
個人としては倒幕派なので、佐幕派は(おそらく一般以上の知識はあるとして)わからんぞ、と言いましたが、
「そんなことよりマジで長蜂がヤバい、これまでの“全て”が覆るから全人類見ろ。お前も人類にカウントしてやる」
と言ってもらえたので、人類たる私は手帳とにらめっこすることになりました。
(来年のものを買っていないのでそろそろ買わなくてはならない)
なんでも、ゲーム内特殊会話やキャッチフレーズ、花丸で存分に発揮してくれた
「ツンデレタカビー扱いづらい系男子」
が、なんと吃驚、割と素直らしいし、のっけから長蜂が出来上がっていて脳がついていけないという。
なにそれ怖い。超見たい。
あと長曽根があらゆる他刀に指図されるほど「言葉が足らない」「不器用」らしく、
不器用×不器用
の堂々巡りを繰り広げるCP大好きな女としてはもうこれは付き従い鑑賞する他ない。
最近刀は全く、と言っていいほどやっておらず、チョ〜ギ君とやらも逃しましたが、とても大きな再熱の予感を嗅ぎ取ったのでこのまま突き進んで行こうと思います。